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2010.6.17 日常日記

歯車

家族がグアムへ行くので、実家で猫の世話をしに、仕事の機材一式とともに、帰った。猫のうち一匹は、腎臓の病気らしく、痩せ細っていた。浪人時代にうちに来て、それから実家を出るまで可愛がっていたけれど、正直、もうあまり長くないかもしれないと思った。その前に亡くなった猫は、なんとか、生きてほしくて、手術、注射、薬といろいろ手を施したけれど、亡くなる夜は本当にしんどそうだった。それを考えると、いまの猫には、変な話、命が縮んだとしても、あまり苦しまないようにしてあげたい。

それとは別に、最近どうも、仕事とモチベーションの関係が良くないので、考え方を整理する時間をとった。そうすると、仕事とは別にじわじわ進めている制作も、少し進んだ。けっきょくは歯車みたいなもので、ひとつが崩れると、総崩れになってしまいがちで、逆に、うまく行くように心がけると、他のことも同じように連動していく。短期的なサイクルで、油をさすように、メンテナンスをすることが必要だ。

人間関係でも、今まで何ともなかった中で、ひとつ嫌悪する出来事があると、やはり歯車のように、次から次へとネガティブな要素が見えてしまう場合がある。そういうことを感じる自分にも嫌悪が発生することを考えると、内と外の間にも歯車らしきものがあるようだ。

ただ、その歯車をすっかり逆回転させて、すべてがポジティブになって、誰を見ても善人にしか見えない、というのもまた、気持ち悪いわけで。そうなるとそれは、歯車の噛み合わせかたにも問題があるということになるだろう。そういうメンテナンスも必要だ。

2010.6.16 日常日記

梅酒2010

きのうのお味噌、今日もお味噌汁にしてみた。やっぱり、おいしい。口に入れるたびに、声に出して「うまい!」と言ってしまう。やっぱり味覚としては「甘い」という感覚が、最初にくる。よく味わってみると、塩気は充分なのだが、ひょっとしたら塩気というのは、塩気があると感じた時点で、それは違和感なのではないかと思った。つまり、このお味噌は、塩気に関する違和感が一切ないのだ。なので、塩気を通り越して、最初の感覚が「甘い」となるのではないか。

それはそれとして、今度は昨年につづけて、梅酒を漬けてみた。八百屋のおばさんにせかされて、梅を買ってしまった。昨年は黒糖焼酎で漬けたのだが、今年は泡盛にしようと、それは最初から決めていた。それと、去年は氷砂糖をいっぱい入れたけど、僕は甘さが控えめのほうが好きだということが分かったので、今年は少なめに。

4月に石垣島に旅行したのだが、(その旅行記もいずれ書ければと思うが…)そのときに、いろんな種類の黒糖を味見した。そのなかで、下の写真の黒糖が、もう他のものとは一線を画すような美味しさだったので、大量に購入し、みんなお土産に渡したけれど、ひとつだけ梅酒用に取っておいた。なんといっても、あんまり甘くなく、かつ、どこか草の味がするのが良かった。

これを半分、それと、氷砂糖は、去年の半分の、さらに半分(つまり4分の1)にしてみた。甘さはこれくらいが丁度良いのではないか。ただし、梅酒づくりのサイトなどを見ていると、氷砂糖というのは梅のエキスを長い時間かけて引き出すのに最適な材料なんだ、ということが書いてあった。これを4分の1までにしてしまうのは、どうなのか、それはできあがってみないと分からない。梅酒はその後のメンテナンスのほうが大事だとも聞くので、そこを丁寧にやっていれば、大丈夫なのではと思っている。