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2010.12.29 日常日記

やらなければならないこと

レコーディングダイエットを始めてから、体重は着々と減っている。どかんと下がるというよりは、本当に少しずつ下がっている。そうすると体は多少動きやすい。

だれかがツイッターで、「自分がやりたいからやっている、という姿勢で仕事をしている人は、自分の判断で休みをとることができる。やらなければならないからやっている、という人は、最終的な判断基準が自分にはないから、休みをとることがなかなかできない」というようなことがをつぶやいていて、なるほどそうかもなーと思った。日々の状況によって、どちらの姿勢で仕事をしているかというのは変わってくるけれども、ある時まで自主的に湧き出てくるような創作意欲の中にあった「制作活動的な仕事」が、ある瞬間から「作業」に変化していく事というのはある。そのタイミングから確かに休めなくなるような気がする。

でも「作業」が必要なときっていうのもあるよなぁ、とも思いつつ。やらなければならない時って、ある。いつだって夢みたいな理想的な環境下で行動ができるわけでもない。どちらかというと、世の中は「しなければならない」事に対して賃金というのは発生するものだと思うし…。でも、物事に対して、あくまでも主体的なアプローチをとるのか、それとも、ずっと受け身なのかという話であれば、それは主体的なほうが、精神的にも、お休み的にも、良いだろうな。

2010.12.28 日常日記

吉祥寺ハモニカ横丁の「美舟」というお店

大学の同級生10余名と、吉祥寺のハモニカ横丁にある「美舟」という大衆居酒屋。一度来た事があったが、1階のカウンターで飲んだだけだった。そのときトイレのために2階にあがった妻が、そのフロアのあまりの広大さに驚いていたので、そこで大人数で飲んでみたいと思って予約した。

入店をして、1階にいる店員のひとに、「予約の大里ですが」と申し出るのは別段おかしなことではないと思うけれど、「私は知らない!」と一喝された。カウンターの常連さんから「あの人は何も知らないから2階にあがっていいんだよ」と諭され、また別の友人は、1階の店員さんが「どうなったって知らないわよ」という謎の捨て台詞を吐いたという報告も受け、出だしからよく分からない。

2階に上がってみると、それはそれで怒られる。曰く、予約をしたんだから全員そろってきなさいとか、まあでもこれはその通りですね。飲み物は口頭で言わないといけないけど、食べ物は紙に鉛筆で書かないといけないとか、独自ルールがいっぱいあって、間違えるたびに一喝される。だから知らないメニューがあっても「これは何ですか?」などとは言えず、肝試しのように頼んでいくしかない。キラスという料理が生キラス、焼キラス、梅キラス…などとあるが、キラスを知らない僕らはどうしていいのか分からない。知らない料理で「生」を頼むのは危険だということで、十分な議論の結果「焼キラス」を頼んでみると、出てきたのはどう考えても生だったり。「すしめし 五三〇円」というのを頼むと、白米に一切酢が入っていなかったり。「カンガルーの唐揚」を頼むと(これは美味しかった!)、獣の毛が無数に刺さっていたり。ソーセージの唐揚が「ポコ天」という名前だったり。まぁとにかく楽しかった。

みんながわいわい騒いでいる光景も、久しぶりだったな。