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2010.11.27 日常日記

直接

植物の水のやり方について近所のガーデニング屋さんに聞くと、「土が乾いてきたな、と思う頃に、シャワーみたいな感じで上から十分にあげてあげる。そうしたら植物は『うわ〜い、水だぁ』という感じで大喜びする。」と答えてくれた。冬もそうですか? と聞いたら、冬も同じですと言っていた。ただし冬は土が乾燥するまでの間が長いから、そのぶん水やりの間隔も長くなるということだった。

そのあとネットなどで調べると、それとはまた別の見解が書いてあり、それも色んな説があって、ぜんぶ正しいと思って読んでいたら、訳が分からなくなってしまう。そうすると、科学的に正しいかどうかはおいておいて、一番信用できるのは、直接話を聞いた人であり、現在はガーデニング屋さんのお兄さんである。

生活の話については、いろいろ知っている人が、親も含めてたくさんいるので、やはり直接話を聞くことが楽しい。たとえば結婚についても色々な人から話を聞いたし、旅行すること、仕事への向き合い方、食生活について、それぞれその人の人生の中でのこだわりのようなものを垣間見れる。あんまり根掘り葉掘り聞くと気持ち悪がられそうだけれど。

2010.11.26 日常日記

相手を知る。

この時期になると、いろんな理由でうまくフィニッシュできていない、なんともモヤモヤした案件が、仕事、プライベート関わらず気になってくる。年末と年始は隣同士の日付で、べつにその境界線になにか意味があるとは思わないけれども、やっぱりどうにか、どれも年末には片付けてすっきりさせておきたいと思う。去年もそういうことをやったし、それですっきりできたし。

あいかわらず東浩紀氏の論壇時評はおもしろく、今回は尖閣問題を取り上げていたけれど、彼が指摘しているように、もっと冷静に状況を観察したほうがいいんだなぁと思う。誰しもが頭に血がのぼって、カッカとしていて、案外いろいろな変化が発生しているはずの隣国を「異質」と決めつけて拒絶したり、敵対したりする事で現状分析から目を背けることに対して懐疑的な論調だったけれど、僕も同じように思った。強硬な姿勢をとりたがる人は、自分がそうされた時に、どういうふうに感じるのだろう? クラスにどう考えてもおかしい人がいても、「あの人は無視しておこう」では物事は解決しないことは、学校の教室単位では理解できるのに、話が大きくなってくると、よく分からなくなってしまう。やっぱり、まずは相手を正確に知ろうとしないとね。

音楽や美術に触れていないなあ。もう一年くらい美術館にも行っていない。そういう人がものを作ったり、楽しいことを考えたりできるはずはないなと思う。