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2014.8.4 日常日記

逗子へ行く。

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 思いつきで車を借りて逗子に行きました。サンデージャポンで逗子海岸の騒音規制を取り上げていたのを見たのがきっかけだったのですが、騒音規制そのものにはあんまり興味はなく。とはいうものの、ニュースを見た限りでは、規制は良いのではないかと思っています。単純に海の家で騒いでいそうな人たちが僕はあんまり好きじゃないというだけですが。もちろん、海は静かなほうがいいし、子供連れの家族が遊んでいる光景のほうが気持ちがいいし、というのもあります。

 一応の目的地とした神奈川県立近代美術館では、夏休みの子供のための企画展が行なわれていました。マティス以外はほとんど知らない作家さんの展示だったと思います。人もほとんど誰もいない。ここ数年は展覧会からもすっかり足が遠のいていました。それは、要は”精神的に疲れる”という理由からだったのですが、この静かな環境ではそんな疲れは感じさせず、むしろ心地よく、いい意味でどうでもいい気分で作品を鑑賞することができました。もはや自分にとっては、誰のどんな作品かということよりも、鑑賞環境のほうが大事なことなのかもしれません。そんな中でフラットな気分で観る作品群は、僕にゆるやかな刺激を与えてくれました。