keisukeoosato.net

2010.12.13 日常日記

さとがえるコンサート

矢野顕子さんの「さとがえるコンサート2010」に行った。やもりのWEBサイト制作のご縁で、招待していただいた。

ひとりでピアノ、ではなくて、ベース、ドラムス、ギターを合わせた4人編成。それぞれ個性があって、「演奏家による演奏」という感じがした。全体的には落ち着いた雰囲気なんだけれども、抑制された中に静かな過激さがあって、それが良かった。曲目もWeezerの曲をやったり、忌野清志郎の曲をやったり、いろんな人の曲をやった後に、最後に持ち歌のふなまち唄という曲。ふなまち唄は、彼女の故郷である青森のねぶた囃子をアレンジした曲らしいけれど、迫力があった。

終演後に、ご挨拶をしようと思って楽屋へ。前回は名刺を忘れてしまったので、今回は片手に握りしめて行った。やもりのロゴやジャケットのデザインをされたデザイナーの坂本さんに、前回渡しそびれた名刺を渡していると、「この名刺は面白いねえ、新しいねぇ」と興奮気味に話しかけていただいた隣の男性、よく見たら安斎肇さんだった。むかしからとても尊敬している方なので、ちょっと面食らって、言葉が出なくなってしまった。今回のコンサートのパンフレットでイラストを描かれているということだった。自分の名刺を安斎さんに誉めてもらったことが本当に嬉しかった。このとき、安斎さんに名刺を渡せば良かったんだけれども、なんか頭が混乱していて渡すのを忘れてしまった。後でものすごく後悔した。けど、まぁしょうがないか。

その後、矢野さんご本人にもどうにかご挨拶。ちゃんとお礼の気持ちを伝えることができて良かった。