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2006.8.23 日常日記

自転車

ある方から超おっしゃれ〜な自転車を譲っていただいてから、もう自転車で走るのが楽しくて楽しくてしょうがありません。自転車というのはこれほど快適なものだったのでしょうか。どこまでもいける気がします。今度、自転車で実家に帰ってみたいです。

そんな具合で、自転車で初台にあるオペラシティーギャラリーの照明作家さんの展示に行ったのだが、この展覧会は、作家さんには悪いが、今年最低ランクなつまらなさだった…。そのつまらないランクワースト1位を今まで占めていたのが、同じくオペラシティでやっていた車のデザイン会社のコレクション展だったわけだが、どちらかというと作家さんや作品そのものよりも、見せ方が悪いとしか思えない。オペラシティは展示場としては素晴らしい場所だと思うのだが。広さもちょうどいいし、綺麗だし、静かだし。

で、今回の照明作家さんの場合は、展示作品が多すぎるというのが一つあるのではないか。別の言い方をすると、作品として展示するのか、商品として(あるいはオブジェとして)展示するのか、ちょっと扱いが中途半端だったのではないかと思う。個人的には徹底的に作品を限定して、一つの照明を広々とした空間の中で見せたほうが、全体的には満足感が増したのではないかと思う。そして、各作品は、すべて個室で区切る。実際そのように展示していた作品(ぶらんと動く照明が、壁にある突起物の影を動かす作品、水を張った金魚と鏡の映り込みが壁に反射する作品)は、印象がよかった。照明作品の特性か、仕切らずに複数置いてあると、お互い魅力を食い合ってしまうような印象があった。