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2002.8.16 日常日記

あってもなくても。

この世にあってもなくても良いものというのがとても大事だと思う。

まずはそういうものを許容する心のありように価値がある。逆にそういったところで必要・不必要と線引きばかりしている人なんてのは、僕にとってはおもしろみのない人だ。

必要なものと不必要なものはすぐに選定することができる。必要なものを追求するのは、ごく当たり前の行為であって、その結果に対する確実性みたいなものがある程度保障されている。

それに対して「あってもなくても良いもの」を追求するのは、大変デンジャラスなことである。それは存在したところで確実な存在理由を見出せない。それを無視したとしても世の中は動くし、世界は変わらないのである。つまり徒労と思われても致し方ない部分がある。

あってもなくても良いものに一生懸命になれるのは、相当ヒマな人か、世捨て人か、社会のゴミか、まぁそんなところである。そして表現者なんてものは「あってもなくても良いもの」を追求する人である。それをする人が少ないから、それをする人は、それなりに大事にされるんだろうし、不必要なときにはいつでも切り捨てられるんだろう。