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2000.11.11 日常日記

歌の話

何ヶ月か前に、中学の時の先生から手紙があって、その文面の中に、「音楽は、思い出の目次になっていて、それを聞いていた頃の気持ちにふと戻れる。」と書いてあった。受験勉強をする傍ら、家にある音楽を片っ端からかけていると、確かに忘れていた色々な思い出が甦ってくる。それらがもうすでに過ぎ去ってしまったことに切なさを感じてしまう。

不思議なことに、新しく体験する音楽に対しても、同じような切なさを感じることがある。きっとそういうとき、歌い手と僕の中にはなにか繋がるものがあるんだと思う。

絵にもそういう面があると思う。以前、モンドリアンの若い頃の絵を見たとき、妙な懐かしさを感じたことがある。僕がオランダの風景なんて知るわけがないのに。いま自分から遠く離れたところに住む人も、自分たちと同じように笑ったり、泣いたり、怒ったりしていたりして、それは別に距離とは関係ないのかもしれない。

2000.11.7 日常日記

歴史

例の遺跡のねつ造の事件で、どうやら日本史の教科書なんかも内容を変更しなければいけない事態になっているようだ。そもそも歴史なんて、相当あやふやなもんだ。と思う。あのナンとかさんがバレながらも作為的に歴史をつくっちゃったんだから、きっと他にもそんな適当な歴史が散りばめられてるんじゃないかと思ってしまう。

いや、今残ってる資料なんて、みんな昔の人が未来の人間をだますためにつくった架空の資料なのかもしれない。信長も秀吉も家康も、みんなつくられた物語なのかもしれない。いま勉強してる古典文法なんかも、アラレちゃんの言葉遣いみたいなもんかもしれないし。

家に帰るとじいちゃんもばあちゃんも嘘の昔話をしているのかもしれない。父ちゃんも母ちゃんも姉ちゃんもみんな自分の出生について嘘をつき、また自らも嘘をつかれているのかもしれない。そうすると真実とは…

…と考えて集中して絵が描けなかった今日でした。