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2005.5.4 日常日記

手帳

そういえば、手帳を買っていなかった。僕の場合は、その年々によって、手帳をよく使ったり、使わなかったりして、その差は実に激しい。昨年度に関して言えば、まったくと言ってよいほど、使わなかった。

ただ最近、仕事、遊び、等々含め、予定がこんがらがってしまっている。たぶん、そのいくつかを整理して、どの順番でどの日程でこなす、と決めていかないとやっていけない気もする。そこで、手帳のことを思い出したのだ。

ただ、手帳は毎度買うたびに、フォーマットについて考える。たとえば、見開き1ページに1週間分の予定が書けるにしても、7つのブロックの分け方には様々ある。1ページを8等分して、余った1ブロックには<MEMO>と書いてあったりする。この中途半端なMEMO欄は、いったいどのように使うべきなのか、そこで迷うと抜け出せなくなる。ぜひ模範解答を示してほしい。

縦に7分割して、タイムテーブルが縦帯で書かれている手帳も、どのように使っていったらいいのか迷う。「朝7時、起床、7時半、朝ごはん完食」などと書いてしまいそうである。このタイプの手帳を使いこなすのは、芸能人のマネージャーとか、会社の社長とか、とにかく予定が詰まっている人だろう。僕はそこまで詰まって居ない。

手帳の会社が試行錯誤して、様々なフォーマットを提供してくれるのは実に助かるといえば助かるのだが、どれを選べばよいのか、どれが自分にとって最適なのかを考え出すと、もう買うのは面倒くさいのである。

2005.4.1 日常日記

愛・地球博

制作したドキュメンタリーが映画祭で受賞され、その関係で愛・地球博に招待された。名古屋駅構内で、朝っぱらから「みそかつ&きしめんセット」というダイナミックな食事を無理矢理腹に詰め込んで、東山線で藤が丘駅に行き、そこから噂のリニモで万博会場駅へ。リニモは、確かにゆりかもめと変わらないという感想はうなずけるが、僕はそこそこに感動した。ビジュアルがどうというより、加速の仕方が今までに体感した事の無い感覚で、なにか近未来的な感じだった。こう、摩擦が無くて、等速直線運動みたいな加速の仕方だった。これで500キロくらいスピードが出たら、もっと感動するだろう。

で、愛知万博だが、もうこれがめちゃくちゃ森を造成しているわけです。もう「平成狸合戦ぽんぽこ」の世界で、多摩センター駅の雰囲気に近い。つまり、ニュータウン的である。地面はアスファルトで埋め尽くされ、無理矢理測道に埋めた木は細くて枯れかかっている。これで「愛・地球博」とか言っているから、たぶんお金を使った国家的コメディなんだろう。

たぶん真面目にやるんだったら、もっと公園っぽいほうが良かったんじゃないのかなあ、とか思ったり。緑の芝生に、多い繁る木々。水、花、虫、鳥。それらが、至るところに置いてある「生ゴミを肥料に変えるゴミ箱」によって支えられていて、水もうまい方法で濾過されていたり、風車やソーラー発電機が立ててあって、館内の電力の何%かをまかなっていたり。つまり、循環型のテーマパーク。藤井フミアートなんかに金を出すより、そういう金の使い方をした方が、「愛/地球博」っぽかっただろうなあ。

それでもおもしろい施設はあるもので、長久手日本館にある、360度映像が見られる空間があって、それがもう未体験の超感動ものであった。以前ICCで、特別な眼鏡をかけて、360度CGの世界を歩く作品を体験したことがあったが、もう今回のはそんなレベルではないのだ。ほんとうに、映像の中に入った気分といえば良いのだろうか。僕の視覚も多いに混乱し、ただ立ち止まっているだけなのに、体は勝手に風圧を感じ、揺れ、気圧、美しささえも、これまでとはまったく違う感度で受け止められ、鳥肌がなかなか止まらなかった。

これが「日本」のパビリオンである。ほかの国のをいくつか見て、全部の国のを見た訳じゃないが、たぶん日本の360度映像が一番スゴイだろう。たぶん万博を全部見終わった頃には、誰もが「日本って、すごい。日本最高。最高リスペクト。君が代、日の丸ばんざ〜い!!」というふうになっているに違いない。つまりこれは一種のプロパガンダだな、と思った。