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2012.5.24 日常日記

情報

結局、四月いっぱいで新聞を解約した。ニュースとは何だろう? すこし昔、情報網がそれほど発達していない時代には、世界のあらゆる最新情報を、少し遅れてでも紙で見る価値はあっただろう。今はその辺りはネットでカバーできる。でもまあ、そんな話は十何年も前から分かりきった話だ。でも現在の最大の知的欲求は、紙に印刷された情報を、ご飯を100回噛むように飲み込みたいというものだ。いつのまにか新聞はその欲求を満たすものから外れてしまった。

新聞の批判のひとつに、新聞は情報の扱いが恣意的だというものがある。でも僕はそれが新聞の良いところだと捉えている。ネットではなんでも見えすぎる。それを全て見るには、世界は広すぎる。疲れてしまう。編集されていてほしい。編集されるとは、大雑把に言えば、情報を恣意的に整理することを指すだろう。

そこで、適切に編集された情報を求める長い旅が始まる。究極的には自分が編集者になるのが良いのだろうけれど、それはとても大変なことだし、それができていたなら、情報のことであまり考える機会もなかったのではないかとも思う。

2012.5.23 日常日記

初夏だなあ

少し前の話になるけど、レディ・ガガのライブは良かった。壮大な舞台装置に、曲ごとにコンセプトの異なる衣装や踊り、仕掛け。ライブというよりはディズニーのエレクトリカルパレードを観ているような体験。大きな女性器のチャックが開いて、そこからガガが出て来て歌われるBorn this wayに痺れた。

彼女の魅力は、スーパースターというよりは、「スーパースターの宿命を背負ったふつうの女性」みたいなところにあるのかな、と感じた。豪華で刺激的なエンターテインメントの奥に、もろさや繊細さを思わせる瞬間がある。

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タトゥーをしてないクソ腹立ついじわる公務員より、仕事バリバリできる全身タトゥーの優しい公務員のほうが良い。でも橋下市長のやってることに特に異議は感じない。タトゥーしてる人が怖い人、いっぱいいるだろうし。職業柄ダメだよね、という方針はあり得ると考える。ノムさんが茶髪はダメと言うのと同じ感じかな。

twitterとfacebookの連携を切って気が楽。facebookは嫌いではないが、あれは社交パーティみたいなものなので、時によってかなり疲れるし気を使う。でも名誉ある賞とか取ったら、嬉々としてfacebookに書きまくるだろうな。しかし人間そんな日々キラキラしてるのかな。