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2005.12.9 展覧会

「恋の前厄」展

ここ一週間くらいは比較的、気持ちが安定しており、仕事なり制作なりを順調に進めることができています。この状態を継続させることが当面の課題です。

さきほどミヅマアートギャラリーに、僕の最もシンパシーを感じる現代美術作家、会田誠の新作展『「恋の前厄」展』に行ってまいりました。

ドアを開けた瞬間、会田誠ご本人が居りました。

当然ぼくは話しかけることはできなかったわけで、狭い展示空間の中、会田誠とふたりきり、無言でぽか〜んとした時間を過ごしたのでした。

作品は相変わらずです。

顔がアスキーアートな6人が載ったワンボックスカーに3つの練炭が置いてあるきれいなグラフィックデザインが100個くらいコピーされている作品、大量の女の子が盆栽の上で増殖している作品、などがありました。

その中でも「おにぎり仮面の小さすぎる旅」という映像作品は興味深かったです。

内容は、でっかいおにぎりをかぶった「おにぎり仮面」の旅を追っていくシリーズものなのですが、朝目が覚めて天井を見るだけで1話が終わったり(たしか「起床」というタイトル)、のそりのそりと玄関のドアを開けるだけで終わる「出発」(旅立ち、だったかも)等、どれも発想が小学生レベルです。全20話らしいですが、僕が見た段階では3話までしかできていないようでした。

ほかにも1月21日限定での公開のようですが「日本に潜伏中のビン・ラディンと名乗る男からのビデオ」など、会田誠の映像作品にはそそられるものがあります。

以前大学の授業で、彼がアメリカで発表した「イデア」という作品(壁に大きく「美少女」と書いて、それを見ながら裸でマスターベーションをするパフォーマンスを記録した映像)」を見たときには、「やられたな」と思ったものです。