漬け物。
最近は本をよく買う。ところが僕は本が読めない。うまく読む時間を作ることができないのだ。寝る前、仕事のちょっとした合間、食事をしながら、トイレでじっくり…などなど考え得るかぎり試してみたが、うまくいかない。2,3ページだけめくってそのまま、机の上や床に積み重なった本の数々が放置されている。なんとなく嫌な気分だ。それなのに、また気になる本を見つけると買ってしまう。
このことを、知り合いの書籍編集をしている方に相談したら、「いや、それも無駄なことではないんだよ」と言う。「どうしてですか?」と聞くと、「漬け物みたいなものだよ」と。放置しておいた本は、そのまま良い感じで熟されて、いずれ食べられる(読まれる)瞬間が、おのずと訪れるのだそうだ。本はじっと、そのときを待っているから大丈夫だ、その機会を増やすために、買いたいと思った本は衝動的に買っておいたほうが良いんだ、と、そういう話だった。
そういえば不思議なことに、アイデアなんかも同じで、思いついたときは、思いついただけで、それをどうして良いのか分からない。いちおうアイデアノートにメモしておいて、そのまま”寝かせて”おく。何年か経って、ふと思い出してノートを見ていると、かつてメモしておいたアイデアが目に飛び込んできて、それが現在抱えている問題の解決に繋がったりする。そんなとき、アイデア自体は何も変わっていないけれど、そのアイデアは”熟されて”いたんだなと思う。
まあ自分ってのは常に変化しているから、その変化に応じて、目に見えるもの、身体で感じることも、刻々と変わっていて、そのなかで放置された本や、ノートにしまっておいたアイデアも、いままでと違ったものに見えてくるんだろう。
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WordPressのバージョンを2.7にアップ。今までと投稿画面などのデザインが全然変わった。ダメ工房日誌もただの日記だが、同時に日曜大工みたいにWordPressの中身をいじったり、デザインを変えたり、新しいおもちゃを組み込んだり(最近だとTwitter)、そういう遊び場としての役割がある。最近、僕がもっとプログラムに精通していれば、いろんな遊びをもっと思いついたり、実現したりできるだろうと考える。今やっていることは、しょせんでき上がった借り物をいじっているだけだ。flashなんかも、やっぱりAction Scriptをバッチリ使えたほうが、より面白い表現ができるだろう。MaxとかJitterを覚えて、メディアアートに首を突っ込んだりもしてみたい。最近興味があるのは、そういった「仕組み」とか「構造」をつくる部分で、それをどう見せるかなんてのは、僕にとっては副次的な話だなあ、なんて思ったりしている。でもプログラムは苦手だ。大学でメディアアートの授業を取って、基礎を固めておくべきだった。今からでも遅くないかなあ?







