2004.1.04

刹那

刹那
8月から待っていた、小沢健二の「刹那」を購入。アルバム未収録シングル集ということで、ヘビーオザケンファンのサイトでは妙な盛り上がり方をしていたが、入っていたのは9曲。何気に楽しみにしていた「戦場のボーイズ・ライフ」が入ってなかったのは残念だが、凝縮された感じでなかなか良かった。でも「流星ビバップ」を2回も入れることないんじゃないかとは思った。2回目のを、インストゥルメンタルといえば聞こえが良いけど、僕はあれは世俗的に言うところの「カラオケバージョン」だったと思う。「Eclectic」みたいに微妙に変化させればまだ良かったんだが・・・。

全体を聞いて、やはり「強い気持ち・強い愛」は圧倒的な存在感があった。ただ単に売れたっていうだけじゃなくて、妙なごり押し感というか、Eclecticの小沢健二の楽曲の雰囲気に対して病的な前向きさを感じるというか、なんだかすごかった。あの曲を聴いて「筒見京平はエライ」じゃなくて「やっぱオザケンってスゴイ」と思わせているのは、一体なぜなんだろう。

ただ、それぞれの曲は確かにすばらしいと感じつつも、「球体」以降彼のアルバムがぱたりと出なくなった理由がぼんやりと見えてくる気もする。結局この路線だと、どうにも「LIFE」以上にはなれないというか、いまいちおもしろくないアルバムに仕上がってしまうというところで、いろいろ悩んだのではないか、などと勝手に想像してしまう。そういう意味でもやはり彼は「Eclectic」のスタイルに進んで良かったと僕は思う。

コメントする