2003.10.20
源次郎、講評に来る
源次郎が、講評に来てくれることになった。
それを聞いた最初は嬉しかったが、講評時間が近づくにつれて、プレッシャーにもなってきた。見終わった後、怒って帰ってしまったらどうしよう、とか。
そして、上映。なんだか緊張してしまって、僕は他人の反応ばかりが気になる。源次郎の顔は見ることができなかった。
上映後、拍手。儀礼的なものかもしれないが、拍手があって安心した。
教授からコメントがある。
主任教授の「これまでのゲイを扱ったドキュメンタリーで、ここまで当人の素直な気持ちが出ていた作品は初めてだと思う。生徒と、源次郎との信頼関係がこういう結果を生み出したんだと思う」という言葉は嬉しかった。あとほかの助教授で「なにが『つらかった』のかもっと取り上げるべき。源次郎が社会で受けた苦しかったことなどがもう少し分かると良かった」という指摘もいただく。
源次郎だが、喜んでくれたみたいだ。なんだかそれがとっても嬉しかった。源次郎は「自分の話じゃないみたい」と繰り返し言っていた。
今日はなんだかそういうわけでアドレナリンがよく出た日だったと思う。
夜は風神亭で飲む。







