2008.2.19

わたしいまめまいしたわ

先日、東京国立近代美術館の「わたしいまめまいしたわ〜現代美術に見る自己と他者」展を見に行った。僕の好きな写真家、牛腸茂雄の作品「SELF AND OTHERS」を核にした展覧会であったわけだが、なかなか悪くなかった。出展作家は冒頭の牛腸茂雄を始めとして草間彌生、ビル・ヴィオラ、宮島達男、高嶺格、澤田知子、などなど錚々たるメンバー。

この前、森美術館であった六本木クロッシングも、裏テーマは「自己と他者」だったのかな、という気がしていたので、このキーワードは、昨今の日本の現代美術を表す言葉なのかなと思った。個人的には澤田知子さんが証明写真機で変装して自分を撮っていく「ID400」という作品が見たかったので、これを見れた時点で満足。

しかしなんで、いまの現代美術の潮流は「自己と他者」ということなんだろうか。インターネットもこれだけ普及してるし、外に広がろうと思えばいくらでも広がれるのに、いまもてはやされている作品群っていうのは、「自己」とじっくり腰を据えて向き合う、いわば「閉じられた」作品ばかりである。なにかの反動なのかな、なんて思ったりもするんだが…。

劇場スジナシ東京公演 [DVD]

「劇場スジナシ東京公演」を見た。これは、笑福亭鶴瓶とゲストで、即興演劇をするというものなのだが、想像以上に面白かった。即興演劇自体はそれほど面白いわけではないのだが、演劇後にプレビューをして、劇を見返す作業をするところが面白い。演劇部分では役者の力を感じさせられるが、プレビューでは鶴瓶の芸の力を感じることができる。他のシリーズも借りてみよう。

昨日、今日はダメ工房員よっつと、去年もやった、「春の小川」の仕事。これは、東京オリンピックのときに地面に埋められてしまった「春の小川」(渋谷川)を地上に復活させよう、というNPO団体「渋谷川ルネッサンス」の活動である。今回のミッションは、地面の下に春の小川が流れている事を示す電柱に、QRコードによる音声ガイドをつけようというもの。電柱は川に沿って31本あるので、31パターンのガイドを考えなければならない。徹夜でシナリオを考えるがなかなかネタが思い浮かばない。収録は月末。明日は、この春の小川の電柱をPRするパンフレットの打ち合わせ。デザインも僕が担当することになっている。どうなることやら。

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