keisukeoosato.net

2009.10.21 日常日記

音遊び

  • 20091021a
  • 20091021b

今夜スタジオで音遊びをするんだ、というメールが、大田尻家のタジリさんから来た。昨年のちょうど今ごろ、同じように、それぞれ楽器を持ち寄って、何にも考えずに遊ぼうというのがあったのだが、それがとても楽しかった。とはいうものの、楽器を持っているのは圧倒的にタジリさんと常連参加者のこぶ七さんで、僕は「もじあるき」の収録で使った横笛しか無かった。しかも「ラ」しか吹けない。

僕のように音楽の素養が何ひとつ無いと、いざ見たこともないような楽器を目にしても、どうして良いのか分からない。それでも、あぁでもない、こうでもないなどと言っていじっていると、何となく音の出たりするものがあって、この日の場合は、タジリさん手作りのアコーディオンだった。まぁボタンを押してギュウとつぶせば音は出るのだが、それでも小学生が逆上がりができた時のような感慨はあるわけで、嬉しい。ただ、気づいたら自分ひとりの世界に入ってしまうので、セッションというのを意識すれば、もっと面白いだろうと思った。それでもなんだかんだと”音楽”していて、みんなニコニコと良い時間を過ごせた。

先日納品を終えた界隈から、どこかネジがはずれていて、家に居ても、皿をひっくり返したり、小指を角にぶつけたり、どうしてこんなことをするのだろうという事が多いのだが、この日もやってしまった。CDが録音できてなかったのだ。録音ボタンは自分が押したので、録音できているんだろうと思っていたが、録音待機状態だったんだろう。ごめんなさいと言ったら、「記録には残っていないけれど、記憶には残っている」という長嶋的名言が返ってきて、少し救われた。

タナカームでギネスと、最近はまっているジェットソーダを飲んだ。ジェットソーダはミントのリキュールだが、どう味わっても歯磨き粉の味である。晩酌と歯磨きをいっぺんに済ます事ができたような気分になった。