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2010.8.10 日常日記

大阪、その2

大阪二日目は、自分が生まれた街を見ようということになって、千里中央まで行った。ここで2歳まで暮らしていたらしい。親から、当時住んでいた団地の建物をあらかじめ教えてもらい、そこまで足を運んでみた。さすがに何一つ覚えていない。ふいに「引っかかる」情景はあった。クリーム色の円の砂場、建物の斜め前の公園の鉄棒、それから、少し離れたところにあるY字路。特にこのY字路は、しばしば夢に出てくる。しかし、けっきょくは団地というのは、どこも似たり寄ったりなので、自分の記憶が、この団地のものなのか、はっきりとしない。

その後、セルシーという駅前の広場みたいなところに行く。陽気な音楽と色づかい。「ニュータウンの休日」を絵に描いたような風景だった。居心地は良かった。

近くの古い喫茶店でレモンスカッシュを飲み、電車に乗って、通天閣を見に行った。すばらしい街並に興奮した。あこがれだった串カツを食べて、電車でなんばまで行き、ホテルのある心斎橋を中心に、いくつか飲み屋をめぐる。味穂という店のたこ焼きが、あまりに美味しくて感動した。たこ焼きはフニャフニャが良いと主張する人たちの言っていることが、やっと理解できたような気がした。