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2010.6.17 日常日記

歯車

家族がグアムへ行くので、実家で猫の世話をしに、仕事の機材一式とともに、帰った。猫のうち一匹は、腎臓の病気らしく、痩せ細っていた。浪人時代にうちに来て、それから実家を出るまで可愛がっていたけれど、正直、もうあまり長くないかもしれないと思った。その前に亡くなった猫は、なんとか、生きてほしくて、手術、注射、薬といろいろ手を施したけれど、亡くなる夜は本当にしんどそうだった。それを考えると、いまの猫には、変な話、命が縮んだとしても、あまり苦しまないようにしてあげたい。

それとは別に、最近どうも、仕事とモチベーションの関係が良くないので、考え方を整理する時間をとった。そうすると、仕事とは別にじわじわ進めている制作も、少し進んだ。けっきょくは歯車みたいなもので、ひとつが崩れると、総崩れになってしまいがちで、逆に、うまく行くように心がけると、他のことも同じように連動していく。短期的なサイクルで、油をさすように、メンテナンスをすることが必要だ。

人間関係でも、今まで何ともなかった中で、ひとつ嫌悪する出来事があると、やはり歯車のように、次から次へとネガティブな要素が見えてしまう場合がある。そういうことを感じる自分にも嫌悪が発生することを考えると、内と外の間にも歯車らしきものがあるようだ。

ただ、その歯車をすっかり逆回転させて、すべてがポジティブになって、誰を見ても善人にしか見えない、というのもまた、気持ち悪いわけで。そうなるとそれは、歯車の噛み合わせかたにも問題があるということになるだろう。そういうメンテナンスも必要だ。