古い音楽
角度や表情によっては、John Legend と ライブドア元幹部の宮内被告はちょっと似ている…。いやいや僕の感覚がおかしいのかもしれない。

矢野顕子の「PIANO NIGHTLY」を買った。自分が中学生くらいのときのアルバム。いろんな曲を矢野調のピアノ弾き語りでカバーしている。前から欲しかったんだけれど、似たような時期に出たベストアルバムのほうを買ってしまったので、タイミングを逃してしまった。
そのベストアルバムについていたブックレットに、「人の曲、矢野が歌えば矢野の曲」と書いてあったが、まさにそんなことを思わせる内容。宮沢和史の「虹が出たなら」も全然違うし、小坂忠や細野晴臣の曲はルームシェアのづけしが持っていたので、面白半分に聞き比べてみたが、原曲との印象が全然違う。その違いが、とても気持ちよいのだ。矢野顕子はその曲の歌詞や、メロディがあらかじめ持っているちょっとした表情を、上手に膨らませてくれる。だからその表現は、大げさと言えば大げさに聞こえるけれども、悲しい曲はもっと悲しく聞こえるし、嬉しい曲はもっと嬉しく聞こえるという点で、聞いていて感じ入るものが大きいのである。
最近、古い音楽を買うことが多い。
矢野顕子と一緒にBrian Enoの「Before and after science」。これは映画『息子の部屋』に流れていた「By this River」をもう一度聞きたくて買ったが、素晴らしかった。映画が良いというよりも、この曲流したら映画も良くなるだろうというくらいだった。ほかのアルバムも買ってみたいけれど、アンビエント系に手を出すべきかどうか。でもスペースなんとか…(忘れた)というアルバムはちょっと聞いたけど凄そうだった。
あとThe Millenniumの「Begin」というアルバム。68年のアルバムらしいですが、おもちゃ箱みたいな作品。めまぐるしく変わる展開。コーネリアスの「Fantasma」を連想させる。68年当時、このアルバムを聞いていた人は、どれだけぶっ飛んだんだろうと思う。
他にも、長くなるので細かく書けないが、Jon Lucienは上品な映画音楽を聞いているようだったし、Penguin Cafe Orchestraを聞くと自分の部屋が無印良品になったかのような錯覚に襲われた(←誉めてます)。
古いアルバムで「名盤」と言われているものって、本当にはずれが無いから、買い甲斐がある。…安いし。僕は知らない音楽がいっぱいあるので、ひとつひとつ古いのを買ってみては、頭の中でその時代にタイムスリップしてみて、その当時どういうふうに、どんな感じでその音楽が聞かれたのかを想像してみる。もちろん映画や美術、書籍でも行なう作業だが、この作業が、最近とても楽しい。









